2009年 07月 03日
喫茶店で修行中
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ちょっと長い文章ですいません。
自分の店を開業する前の修行の場として、チェーンの珈琲館という喫茶店でアルバイトを始めて、3週間目になりました。1日5時間、週3日のバイトなのでそんなに多くの時間ではありませんが、初めての飲食店での接客業は、何もかもが勉強になります。そして、多くの面接で不採用が続きましたが、最終的に今のバイト先で働くことができて、とても幸運だと思っています。
退職後、勉強のために喫茶・カフェでアルバイトをしようと思って、大手のカフェチェーンに申し込みをしましたが、ことごとく不採用という結果が続きました。中には、自分でカフェをやりたいのなら、こんなチェーン店で働いても回り道になるだけで、何も得ることがないと、正直におっしゃってくれた採用担当の方もいましたが、やはりカフェで働く人の平均年齢は20代が多いこともあり、オヂさんはちょっと、という感じ。
やっぱりこの歳でカフェで働くってのはキビシいのかなぁ〜、と諦めかけていた時に今の喫茶店を見つけました。
今まで全く使ったことのないチェーンの喫茶店だったので、自宅の近くにこんな店があること自体知りませんでした。店長さんは30代前半の男性の方ですが、この店のオーナーは、同じFC(フランチャイズ)のチェーン店を3店、神奈川県内に所有しているとのことで、喫茶店業界を30年以上見て来ているベテランです。
面接の際に、自分で将来カフェを開業しようと思っていること、その勉強のために喫茶店で働きたいことを伝えていましたので、オーナーが店に立つ時は、単に仕事のやり方を教えると云うのではなく、接客業をやる者としての心構えや、自分が店を持った時にはこんなときどうしたらいいかといった、オペレーションの考え方まで、非常に厳しく指導してもらえています。
未だ、洗い場とホールしか担当していませんが、席数が約50席と比較的多いため、ランチタイムは商品の上げ下げと洗い物で、目が回りそうな忙しさです。そんなときオーナーが、「これくらい忙しい所で仕事を身に付けたら、自分で店やる時にはどんなことでも対応できるぞ。暇な店で仕事してたんじゃ、自分の店で忙しくなった時に、これ以上は無理って、すぐに妥協しちゃってそれ以上伸びなくなる。」と言われたとき、やはりこの店でバイトできて良かったと、つくづく思いました。
何しろすべてが初めての経験なので、なかなか思う通りに体が動かず、自分にイライラすることもありますが、パソコンの前に座ってCADをやったり、エクセルとにらめっこしていた毎日と較べると、体力的にはつらいですが有意義な毎日です。
会社を辞めてカフェをやろうと思い、行動を始めててからというもの、何か運命めいたことが身の回りに起き始め、ちょっとビックリしています。
フィンランドにカフェ巡りと称して旅行に行った帰りに、タンペレの日本食レストランをプロデュースし、フィンランドと日本のビジネス交流を仕事にしているので、タンペレの魚屋さんでしか手に入らない特別なスモークサーモンも輸入できるという人と、タンペレのバスターミナルで出会ったり。
ものすごい偶然が重なって日本で再会した人が、実は同じようにフィンランドのカフェをやりたいと思っていて、意気投合したり。
色々断られた挙げ句に、これがもう最後と思って面接を受けた喫茶店が、実は自分にとって最適な店だったり。
ちょっとでもタイミングが合わなければ、全く違った結果になっているんですよね。やはり、行動すればそれに見合った結果が現れるということでしょうか? 人生って、これだから面白い。
自分の店を開業する前の修行の場として、チェーンの珈琲館という喫茶店でアルバイトを始めて、3週間目になりました。1日5時間、週3日のバイトなのでそんなに多くの時間ではありませんが、初めての飲食店での接客業は、何もかもが勉強になります。そして、多くの面接で不採用が続きましたが、最終的に今のバイト先で働くことができて、とても幸運だと思っています。
退職後、勉強のために喫茶・カフェでアルバイトをしようと思って、大手のカフェチェーンに申し込みをしましたが、ことごとく不採用という結果が続きました。中には、自分でカフェをやりたいのなら、こんなチェーン店で働いても回り道になるだけで、何も得ることがないと、正直におっしゃってくれた採用担当の方もいましたが、やはりカフェで働く人の平均年齢は20代が多いこともあり、オヂさんはちょっと、という感じ。
やっぱりこの歳でカフェで働くってのはキビシいのかなぁ〜、と諦めかけていた時に今の喫茶店を見つけました。
今まで全く使ったことのないチェーンの喫茶店だったので、自宅の近くにこんな店があること自体知りませんでした。店長さんは30代前半の男性の方ですが、この店のオーナーは、同じFC(フランチャイズ)のチェーン店を3店、神奈川県内に所有しているとのことで、喫茶店業界を30年以上見て来ているベテランです。
面接の際に、自分で将来カフェを開業しようと思っていること、その勉強のために喫茶店で働きたいことを伝えていましたので、オーナーが店に立つ時は、単に仕事のやり方を教えると云うのではなく、接客業をやる者としての心構えや、自分が店を持った時にはこんなときどうしたらいいかといった、オペレーションの考え方まで、非常に厳しく指導してもらえています。
未だ、洗い場とホールしか担当していませんが、席数が約50席と比較的多いため、ランチタイムは商品の上げ下げと洗い物で、目が回りそうな忙しさです。そんなときオーナーが、「これくらい忙しい所で仕事を身に付けたら、自分で店やる時にはどんなことでも対応できるぞ。暇な店で仕事してたんじゃ、自分の店で忙しくなった時に、これ以上は無理って、すぐに妥協しちゃってそれ以上伸びなくなる。」と言われたとき、やはりこの店でバイトできて良かったと、つくづく思いました。
何しろすべてが初めての経験なので、なかなか思う通りに体が動かず、自分にイライラすることもありますが、パソコンの前に座ってCADをやったり、エクセルとにらめっこしていた毎日と較べると、体力的にはつらいですが有意義な毎日です。
会社を辞めてカフェをやろうと思い、行動を始めててからというもの、何か運命めいたことが身の回りに起き始め、ちょっとビックリしています。
フィンランドにカフェ巡りと称して旅行に行った帰りに、タンペレの日本食レストランをプロデュースし、フィンランドと日本のビジネス交流を仕事にしているので、タンペレの魚屋さんでしか手に入らない特別なスモークサーモンも輸入できるという人と、タンペレのバスターミナルで出会ったり。
ものすごい偶然が重なって日本で再会した人が、実は同じようにフィンランドのカフェをやりたいと思っていて、意気投合したり。
色々断られた挙げ句に、これがもう最後と思って面接を受けた喫茶店が、実は自分にとって最適な店だったり。
ちょっとでもタイミングが合わなければ、全く違った結果になっているんですよね。やはり、行動すればそれに見合った結果が現れるということでしょうか? 人生って、これだから面白い。
by laitilan
| 2009-07-03 00:56
| カフェ